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日本山妙法寺大僧伽

南無妙法蓮華経
人類の生きて行く道は、平和に暮らすこと争いをしないこと
これだけを仏様の教えによって習いきわめて、
現在の憲法を宗教的な信念によって持たねばなりません
南無妙法蓮華経と唱えて、この憲法を守ります

日本山妙法寺 藤井日達 山主

「声、仏事をなす」
南無妙法蓮華経は、声を惜しまず唱うるなり
声を惜しんではいけません
声を惜しまずに、皆の耳に御題目を入れることが
私らの化他の修行
山の中で、一人で御題目を唱えるのは、自行の法門
喜びの中に、御題目の声を大衆に聞かせて行く
八識心田の奥に、御題目を植えつけるのは私らの声です
我が命も、身体も、御題目を唱えることだけに役に立たせる
御題目を唱える一つのことに
私らの一生の生命をかけねばならない
これが日本山の仕事です

御題目は三大秘法の一つとして考えられますけれども、
御題目を唱えること一つが、三大秘法の全体であります
三大秘法は、三つに分けて説明してありますが、
南無妙法蓮華経と唱える以外に、三大秘法はありません
南無妙法蓮華経を唱えるだけが、一大秘法であり、三大秘法は御題目の一大秘法であります 真剣に御題目を唱えることが、御祖師様の一切の宗旨で、
御題目を唱えることに決定せねばならない
その御修行がお勤めであり、平和行進であり、街頭修行も善いことであります
御題目を唱えて、御題目を広めて歩く以外にありません

インド国ビハール州王舎城仏舎利塔

人類に始めて、世界平和実現の手段を教訓せられしものが、我が仏教の教主釈迦牟尼世尊であります
法華経には「衆、我が滅度を見て、広く舎利を供養すべし」と説かれました
「仏舎利をもって、広く世界に宝塔を建てて供養するとき、衆苦充満せるこの娑婆世界はたちまち変じて、常楽我浄の風にそよめく寂光浄土と変化する」とおおせられました
世界平和実現の道は、人間相互に恭敬礼拝するよりほかにはありません
人に恭敬礼拝を教うる仏教の流布することであります
仏教流布の根本は「衆、我が滅度を見て、広く舎利を供養する」ことであります

1982年6月反核ニューヨーク100万人平和行進

南無妙法蓮華経と口に唱え
南無妙法蓮華経と手に鼓を撃ち
南無妙法蓮華経と身に礼拝を行じ
南無妙法蓮華経と意に深く敬いを念じつつ
遍く村営入洛に至り、十方世界に周旋往返して
純ら立正安国・世界平和を祈る者
これを日本の仏法と称します
日本の仏法は、七百五十余年の往昔、
日本国の日蓮大聖人によって、初めて唱え出され、
始めて弘通された仏教であります

 

基本情報

名称 宗教法人 日本山妙法寺大僧伽(Nipponzan Myohoji Daisanga)
事務所 日本山妙法寺渋谷道場
〒150−0045 東京都渋谷区神泉町8−7
山主 日本山妙法寺大僧伽山主 藤井日達 (Fujii Nichidatsu)
首座 日本山妙法寺大僧伽首座 吉田行典 (Yoshida Gyoten)
宗旨 (日本山妙法寺大僧伽規則 第三条)
日本山妙法寺の教義に基づき、本師釈迦牟尼世尊所説の妙法蓮華経に依憑し、高祖日蓮大聖人を宗祖として、末法闘諍堅固の時代救済の秘要たる南無妙法蓮華経の要法を広宣流布し、儀式行事を行い、信者を教化育成し、道場を包括し、その他この法人の目的を達成するための業務を行うことを目的とする。
山主略歴 藤井日達聖人(1885~1985 日本山妙法寺山主)
日本山妙法寺の創立者。
日本山妙法寺は日蓮宗系の宗教団体で、世界各地に仏舎利塔を建立し、黄色いインド風の僧衣姿でうちわ太鼓をたたきながら平和行脚を行っている。
藤井日達上人は明治18年に熊本県阿蘇郡一の宮町に生まれた。大分県臼杵市の臼杵農学校に学び、日蓮大聖人の教えに出会う。同36年、臼杵の日蓮宗法音寺で出家し、日蓮宗大学(立正大学の前身)に進む。さらに仏教諸宗派の学問所で仏教学を修め、大正7年、中国の遼陽に最初の日本山妙法寺を建立する。その後、中国各地をはじめ、国内外に日本山妙法寺が次々と建立される。昭和6年、「西天開教」の理念のもとインドに渡り、インド独立の父マハトマ・ガンジーと巡りあう。
戦後は原水爆禁止、外国軍基地反対などを訴え、「世界宗教者平和会議」や「世界平和会議」の開催に尽力するなど、非暴力世界平和を目指し行動力を発揮し続けた。
昭和60年、日本山妙法寺熱海道場で遷化、101歳。
『日蓮宗新聞』平成17年2月10日「お題目ランド」
ー第34話 藤井日達上人、ガンジーと劇的な出会いーより
本誓 「西天開教」
もし西天にこの法還らずば
高祖の予言地に墜ちなん
もし西天にこの法還らずば
我等が菩薩行立つべからず
もし西天にこの法還らずば
娑婆の衆生は永く火刀血の牢舎を出づる期あるべからず
されば諸天善神王
忝くも高祖大士の本懐を援けて
我等が修行を衛らせ給へ
公式サイト http://nipponzanmyohoji.org/